MOVIEFUN_KENのブログ

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グリーンブック

グリーンブック 劇場鑑賞 2019年3月9日

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やばい、最後感動で泣いた… 
去年のスリービルボードのラストも良かったが、彼が来るなんて、祝いの酒を持って(^^)
あれほど差別してた主人公が、家族のニグロという言葉に、そんな言い方するなと、怒るなんて… 
あのラストにこの映画の全てが詰まってる
間違いなく泣ける(
アカデミー賞作品賞助演男優賞は当たり前、もしボヘミアンが無かったら、間違いなく主演も取ってる… 
人種差別がまだ当たり前の南部に、上流階級で世界有数の黒人ピアニストがライブに回るという内容だが、そのための運転手兼マネージャーとして白人のある意味困った強者を選ぶ
その強者が主人公だが、元々黒人差別、バーの用心棒もやる、ただ言葉遣いもひどい田舎オヤジ… 
金のために請け負うが、運転手として二人で南部を巡りながら、いろいろな事件に会いながら、人種差別でピアニストがボコボコにされたり、結局金ではなくお互いに助け合い、気付くとお互いを気遣う中になっている
主演のヴィゴ・モーテンセンはイタリア男役、同じアメリカ白人からも多少は馬鹿にされている中、だんだん黒人差別の酷さを感じ、気持ちが変わって行く… 
ピアニストにマハーシャラ・アリ、上流階級のピアニストでありながら、わざわざ明らかに向かい風の南部を回ろうとする… 確かにアカデミー賞助演男優賞のレベルは間違いない
ヴィゴの奥さん役のリンダ・カーデリー二はその年齢役ですごくうつくしい
とにかくこの映画は、映画ファンなら絶対に観るべきだと思う
生物多様性の時代からは驚くべき、アメリカのあの時代のマイナス面がくっきりとわかる
つまり人を差別することの酷さが、凄まじいくらいわかる映画だ
でも実は人間愛は一つであることもわかる映画でもある
ちなみにグリーンブックとは、あの時代にグリーンと言う人が書いた黒人のための旅行ガイド、白人優位の時代にどこに泊まればいいかが書いてある…あまりにも悲しい現実だ… 
なお、この映画は実話である、この二人は実際に存在し、最後まで仲良し、つまり人種差別なんて馬鹿なことであることは明らかだ
長くなったが、是非観て欲しい
アカデミー賞、おめでとう(^^)

https://gaga.ne.jp/greenbook/